昨今、あらゆる分野で電子化が進んでいます。

そういった時代背景の中で紙好きの方に浮かぶ不安、いつの日か紙媒体はなくなるのか。

電子書籍の台頭により、紙の本から電子書籍へ移行した人がいるのは間違いないです。

しかし、結論を言うと、紙媒体はなくなりません。

その理由はいたってシンプル。

電子化に負けず、好まれている紙媒体があるからです。

電子化が進んでもなくならない、人々に好まれる紙媒体は何なのか。

その例として下の4つが挙げられます。

電子化に負けない紙媒体
  1. 漫画:日本が海外に誇る圧倒的な文化基盤
  2. 手帳:紙媒体の最強ビジネスツール
  3. 教材:あなたの成長お助けマン
  4. 雑誌:毎週訪れるささやかな幸せ

ではなぜ、この4つは電子化に負けないのかについて解説していきたいと思います。

その前に現在の出版市場や、スマホ普及率といった現代の背景についても説明していますので参考にしてください。

上記の4つについて早く知りたい!という方は目次からぜひ確認してください。

現在の出版市場は圧倒的に紙市場

そもそも大前提として、現在の出版市場においては紙市場が圧倒的に大きいです。

こちらは公益社団法人 全国出版協会が発表した最新の出版市場についてのプレスリリースです。

この後説明するなくならない紙媒体にも関わってくるので、サクッと確認してもらえればと思います。

要点を抜粋しました。さらに詳しく知りたい方はリンクからどうぞ。

紙+電子は0.2%増の1兆5,432億円のプラス成長。紙が4.3%減、電子が23.9%増

紙市場は4.3%減の1兆2,360億円 書籍は3.8%減、雑誌は4.9%減、コミックスが約4%増。

2019年の電子出版市場は前年比23.9%増の3,072億円と、3千億円を突破しました。内訳は、電子コミックが同29.5%増の2,593億円、電子書籍が同8.7%増の349億円、電子雑誌が同16.7%減の130億円。

 

電子化に負けない紙媒体

紙媒体の中でも電子化に負けない神媒体はいったい何なのか。

それは、こちらです!!!

1漫画:日本が海外に誇る文化基盤

日本が海外に誇る最強の文化基盤である漫画の売り上げは、先述の通り紙市場減少の中においても増加しています。

もちろん現在における『鬼滅の刃』のようなメガヒット作の影響も大いにありますが、『スラムダンク』『ワンピース』を始め、歴史が語っているように今後も素晴らしい作品が誕生します!

これは願望も込めて言い切ります笑

また、ある一定の巻数を揃えることで、背表紙に一枚絵が浮かび上がったりと、紙媒体だからこその面白い仕掛けもありますよね。

漫画においては紙・電子の両方が増えており、この要因として2018年の漫画村閉鎖の影響も大きいようです。

このことから、紙・電子問わず、漫画市場自体が今後さらに拡大していくと予想されます。

今や漫画からアニメ化、映画化、さらには舞台化といった広がりをみせているため、漫画の需要も今後さらに高まり続けることでしょう。

とはいえ、個人的に漫画は電子書籍の方がおすすめかなと思っています。

その理由こちらにまとめています。

2手帳:紙媒体の最強ビジネスツール

手帳は紙媒体の方が利便性は高いです。また、個人的に手帳に関しては一択であると思っています。

自身のスケジュールを確認したい時はもちろん、すぐにメモを取りたい時にも手帳は活躍します。

社会人の方なら共感して頂けると思いますが、しかもその場面って電話がかかってきているケースが少なくないですよね?

普段から会社携帯とスマホの両方を持ち合わせているならスマホでフリック入力もありだと思います。

しかし、自分の日程を確認しつつすぐにメモを取らなければならない場合は、手帳を開いたほうが早いな、というのが僕の感想です。

僕の周りのビジネスマンもほとんど全ての人と言っていいほど大なり小なりの手帳を使っています。その中には、ipadサイズの手帳を使っている人もいます。皆さんの周りはいかがですか?

ある手帳会社についてまとめた記事がありました。

その記事いわく、デジタルツールが普及している昨今においても売り上げが前年比155%で、スマホアプリ等が普及する中においても手帳のニーズは衰えていないとのことです。

さらにその中から、気になる点を抜粋しました。

どうして手帳を使うのかヒアリングを行いました。
その結果、ミスなく仕事や家庭の用事を済ませたいと回答した人が全体の26.7%、手帳を振り返り時間の使い方を見直したい(自分と向き合う時間を作りたい)と回答した人が23.6%、仕事やプライベートの目標を達成したいと回答した人が18.1%となりました。(n=40 複数回答)

ヒアリング結果では、全員が仕事でクラウド型のスケジューラーを使ったり、スマートフォンのカレンダーアプリとの併用していました。

僕の会社でもそうですが、複数の人と情報や日程を共有という目的でグーグルカレンダーを使用していますが、めちゃくちゃ便利です。

各々が好きな時に自由に書き込めますし、色を部署ごとに使い分けているので、視覚的にもすぐに判断できます。

個人のスケジュール管理として手帳を持ちながら、クラウド型のスケジューラーを共有で使用する。

この使い方が、個人的には現時点でベストであると感じています。

3教材:あなたの成長お助けマン

参考書などの学習を目的とした書籍は紙の方がおすすめです。

特に参考書や問題集は、自分がつまずいたところや重要なところに目印をつけます。電子書籍よりも好きなようにマーカーを引いたり、付箋を貼ったりと自由度が高い点も、紙の本のメリットの1つです。

スマホサイズの画面上で上記の作業をするとなると、かなり慣れている方であっても不便さは感じることでしょう。

たとえ同サイズの電子媒体であったとしても、マーキング1つとってみても、紙媒体の方が綺麗に引けるはずです。

僕自身も経験からそう感じています。最近は資格の問題集もアプリとして販売されるようになってきました。

しかし実際に使ってみると、紙の使い勝手の良さを痛感させられました。

電子媒体以上に、短時間で自由にカスタマイズできるという点で、教材類においても紙媒体の方が利便性が高いため、電子化に負けない媒体と言えます。

4雑誌:毎週訪れるささやかな幸せ

雑誌もなくならない紙媒体と考えられます。

紙雑誌が前年よりも4.9%減という結果になりました。

ではその分電子雑誌が増えているのか、というとそうではありません。

むしろそれ以上に、電子雑誌は前年よりも16.7%減と、紙雑誌よりも減少幅が大きいのです。

つまり、雑誌は紙の方が好まれているということです。

雑誌の市場自体が縮小傾向にあるのは事実ですが、減少幅を考慮すると10年、20年以内に紙雑誌がなくなるとは考えられないでしょう。

以上のことから、雑誌という媒体も電子化よってなくならない媒体であるといえます。

毎週ヤングジャンプをコンビニで購入している僕も胸をなでおろしました。

皆さん、僕は生涯買い続けますよ!笑

まとめ

なくならない紙媒体についてまとめましたが、あくまで2020年現時点での話です。10年後には正確な分析結果が出ている可能性もありますね。

紙媒体についてまとめていますが、もちろん電子書籍の良いところも存在します。

紙の本と電子書籍のそれぞれメリット・デメリットについては、こちらの記事でまとめていますので、参考にしてください。

 

なくならない紙媒体を紹介させて頂きましたが、おそらく他にもあると思います。

しかし、未来のことは誰にもわらないので時間が証明してくれるはずです。

紙にせよ電子にせよ、好まれている媒体は残っていくでしょう。

将来、いったいどの媒体が生き残るのか……。

それまで楽しみにしていましょう!

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